サークルによっては数千冊も!同人誌を印刷所に作ってもらう

同人誌の製本をメイン業務にしている印刷所もある

印刷業者の中には同人誌の印刷をメインで請け負っているところもあります。同人誌とはプロアマを問わず、出版社を通さずにすべて自分で原稿を作って印刷する本のことで、夏と冬に行われる規模の大きな即売会では一日で千冊以上も売れることがあります。そのような売り上げを誇るサークルはいくつもあり、一般的なサークルも含むとトータルの発行数はかなり多いため、同人誌の印刷に業務を絞ってもかなりの売り上げが見込めるというわけです。

印刷所に渡す時点で完璧でなければならない

では、同人誌を作るためにはどのような流れで印刷所に発注すればいいのでしょうか。まず、印刷所は編集業務はまったくやっていないので、画用紙に描いた漫画や原稿用紙に書いた小説の原稿をそのまま持ち込んでもなにもしてくれません。印刷所が指定する体裁に沿った原稿を作り、どのような本にしてもらうのか発注者が自ら決めることで印刷してもらえます。なので、原稿を書く人は作家としての役割だけではなく、編集者としての役割も同時にこなさないといけません。

たくさんの同人誌をどこに運んでもらうか

印刷を頼んだら、できあがった本をどこに運んでもらうのかを決めます。たとえば、人気サークルのように何千冊も作るという場合、それを家に送ってもらったら大変なことになってしまいますよね。なので、即売会を行う会場に届けてもらうようにするわけです。売れ残った場合は、印刷所に引き取ってもらうことはできないので、自分の家に持ち帰ることになります。そして、即売会があるごとに家から持ち出して売るか、あるいはインターネットで同人誌を販売している業者に委託するのです。

封筒印刷は近年、コンピューターの普及により、自分で印刷される方も増えています。しかし、業者も格安で印刷サービスを行っていたり、利便性が高くなっています。